アメリカに来て2ヶ月でビザ付きパスポートが盗難された話
今回は、アメリカでビザ付パスポートが盗まれた話、その後の行動、そしてポリスレポートの発行等について書きたいと思います。
2018年某日
悲しきかな、とあるミュージアムで観光中に私の友人の車が車上荒らしに逢いました。
駐車場に戻ると、車の窓が割れ、後部座席が外されている....
そして外から見えないトランクに入れてあった我々の荷物が
ない。。
みなさん。大事なものは常に身につけましょう。(あたりまえ)
どんなに安全そうなところでも、短時間であっても、外から見えないようにしていても、、、必ず。
少しの油断が命取りになります。
そんなこんなで、私の大事な大事なパスポート(ビザ付き)はどこの誰かも知らない悪い人に盗まれてしまいました。
リュックサックごと持ってかれたので、タブレットや予備のクレジットカードも...
なぜあの時だけ車に置いてきてしまったのか....自分、アホすぎる。
本当に、その時まで一日中ずっと身につけていたんですよ。。
....後悔しても、盗られたものは帰ってきませんね。
事件直後の行動
パスポートとは関係ないですが、まずクレジットカード会社および銀行へ電話しアカウントを停止。これ大事。
そしてすぐに最寄りの警察署へ。
警察署につくと、既に数名が並んでいました。そして私たちの後にも続々と二組...
後からきた人に何事かと話しかけてみると、我々と同様に車上荒らしにあったとか!
そしたら前に並んでいた人もなんと車上荒らし!!
...マジッスカ。
その日は近辺で車上荒らしが横行していたようです。恐ろしすぎる...
そんなこんなで、自分たちの順番が回ってきました。
かくかくしかじか、事情を説明すると
まずこれを記入してね〜と事件報告書の用紙をもらいます。
個人情報の欄では住所や電話番号以外に、自分の身長や体重なども記入する必要があります。フィートとポンド表記で。
そして事件概要と、盗まれた物品の詳細。
私たちはパスポートを盗まれたので、そのパスポート番号など。
パスポート番号は覚えておくか、鍵付きでスマホかクラウド上に保存し、何かあった時にすぐ出せるようにしておくのが良いですね。
用紙を記入し警察官に提出。確認が終わると、Case Numberという9桁の数字の書かれたレシートみたいな紙がもらえます。
ちなみにこの番号、および用紙は1つの事件に対して1つ発行されます。
今回被害に遭ったのは私を含めて3人でしたが、紙は1枚しか発行されませんでした。代表者が大切に保管し、その他はスキャンするなどして保管しておきましょう。
この番号をもらったら、警察署とはさようなら。以上です。
このCase Numberが非常に重要な番号です。紙自体はさほど重要ではありません。
この9桁の番号を元に、事件の証明や問い合わせを行います。
これが必要になる場面としては、
- ポリスレポート の発行
- 新しいパスポートの発行
- 保険の盗難補償申請
などなど、絶対に無くさないようにしましょう。
パスポート、およびVISA盗難届けの提出
自分のパスポート番号やビザ番号を悪用させないためにも、 なるべく迅速に
- 日本大使館にパスポート盗難届け
- 在日米国大使館にVISAの盗難届け
をそれぞれ提出しましょう。
在米日本大使館へは直接赴き、盗難届の提出を行いました。
Embassy of Japan 在米日本大使館 旅券 盗難・紛失・焼失の届出
大使館の方に今回の事件の説明をしたところ、外から見えない構造の車のトランクに入れていても駄目だったの!?
と驚かれたことをよく覚えています。はい。駄目だったんです。。
在日米国大使館への盗難届はインターネット上で手続きを行いました。
どちらの手続きも対して難しいことはなく、スキームに沿って情報を入力していけば完了します。
ポリスレポートの発行
パスポートの再発行等にはCase Numberだけで事足りたのですが、ビザの再申請をするにあたりポリスレポート を発行することにしました。
下記URLからポリスレポート の申請用紙をダウンロードし作成。
Obtain a Police Report or Traffic Collision Report | San Francisco Police Department
指定のメールアドレスにpdfを添付しリクエストをします。
ちなみに私が実際に出したメールの内容はこんな感じ
Dear Staff,
すると、次の日には私のポリスレポート を添付して返信してくれました。
仕事が早い!ありがたいです。
まとめ
- 事件に遭ったらすぐ警察、Case Number を取得する
- パスポートとビザの盗難届を迅速に提出
- 必要があればポリスレポート を発行してもらう
自分のパスポートが盗まれるなんて、夢にも思っていませんでした。
が、実際に起こってしまったんですね。これが。
パスポート(ビザ)を失うというのは、すごく、辛いものです。
精神的にかなりきます。
この事件に遭ったのが渡米後2ヶ月くらいでして、もうね。
せっかく苦労して手に入れたビザだったのに!!!と。
それはそれはなんとも言えぬ敗北感と後悔に苛まれたものです。
みなさん、くれぐれも私のような悲しい目に合わないように
パスポートだけでなく、大事なものは常に身につけてしっかり管理してくださいね。
...と言っても、この記事を読む人って同じような目に遭った人の可能性が高い??
大丈夫。あなただけではありませんよ。
(何が大丈夫なのか)
以上、今回の記事はここまで。
私の体験が誰かの役に立つことを祈ります。
YO